「市販のおやつは添加物が気になる」「愛犬のために手作りのご褒美を用意したい」。そんな飼い主さんの間で注目されているのが、フードドライヤー(食品乾燥機)を使った手作りおやつです。天日干しと違って温度が安定するので、季節や天候を気にせず作れるのが魅力です。
この記事では、犬用おやつ作りに向いたフードドライヤーの選び方と、実際にささみジャーキー・さつまいもチップスを作ってみた結果、おすすめのモデルをあわせて紹介します。
実際に使って良かったのはBelleLifeのモデルでした。ほかにも80℃まで対応するAL COLLEや、コンパクトなプチマレンギminiも選択肢に入ります。それぞれの違いは、このあと詳しく紹介します。
フードドライヤーで犬用おやつを手作りするメリット
- 無添加で安心 — 市販品にありがちな保存料や着色料を使わず、原材料をすべて自分で選んで作れます。原材料表示を見ながら選ぶのが好きな飼い主さんには、特に向いていると思います。
- 愛犬の好みやアレルギーに合わせられる — 苦手な食材を避けたり、厚みや硬さを調整したりと、細かくカスタマイズできるのが手作りならではの強みです。うちの子のように偏食気味の犬でも、厚みや食感を変えるだけで食いつきが変わることがあります。
- 長期的に見るとコスパが良い — 市販のジャーキーは少量でも高価になりがちですが、フードドライヤーがあれば安価な食材からまとめて作り置きできます。鶏むね肉やささみなど、スーパーで手に入りやすい食材で作れるのも助かるところです。
犬用おやつ作りに向いたフードドライヤーの選び方4つのポイント
- 温度設定(70〜80℃対応か) — 肉類を使う場合は、しっかり乾燥させるために70℃以上、できれば80℃まで設定できるモデルだと安心です。低い温度帯までしか対応していない機種だと、生乾きのまま保存してしまうこともあるので注意しましょう。
- タイマー機能 — ジャーキーは6〜12時間ほどかかることも多いので、就寝中や外出中も自動で止まるタイマー付きだと使いやすいです。夜のうちにセットして朝には仕上がっている、という使い方が一番ラクでした。
- トレイの素材 — 樹脂製トレイは匂い移りや割れが気になることがあります。ステンレス製トレイなら丈夫で、お手入れもしやすいです。魚や肉を乾燥させる予定があるなら、ステンレス製を選んでおくと後悔しにくいと思います。
- お手入れのしやすさ — トレイを取り外して丸洗いできるか、ドア式で乾燥具合を途中で確認しやすいかもチェックしておきたいポイントです。毎回使うものだからこそ、洗いやすさは購入前に見落とされがちな部分でもあります。
【実践レビュー】フードドライヤーで犬用おやつを作ってみた
今回使用したのは、BelleLifeの扉式ミニフードドライヤー(BLF-309A)。温度は35〜80℃、時間は30分〜48時間まで設定でき、ステンレストレイが5枚付属しています。段ごとに違う食材を並べられるので、愛犬用のジャーキーと人間用のドライフルーツを同時に作れたのも便利なポイントでした。


ささみジャーキー(設定:70℃・6時間)
ささみを薄くスライスして乾燥させました。パリパリとした食感に仕上がり、普段は食が細い偏食気味のうちの子が、これはよく食べてくれました。においも強すぎず、部屋の中で作っても気になりませんでした。



さつまいもチップス(設定:70℃・6時間)
蒸したさつまいもを5mm厚にスライスして乾燥させたところ、やや硬めの仕上がりに。もう少し厚めに切るか、時間を短めにした方がちょうどよさそうです。同じ厚さのつもりで切っても、蒸し具合によって仕上がりが変わるようで、次はそのあたりも調整してみようと思います。



ドライフルーツ・いちじく(設定:60℃・12時間)
こちらは人間用ですが、同じ機械で家族のおやつも一緒に作れるのは想像以上に便利でした。愛犬とのおやつタイムを、人も一緒に楽しめます。
厚みのある食材ほど乾燥にムラが出やすいので、同じ食材でも均一な厚さに切りそろえることが、仕上がりを左右する一番のポイントだと感じました。

犬用おやつ作りにおすすめのフードドライヤー3選
3機種の温度設定・タイマー・トレイと購入リンクを一覧にしました。商品名をタップすると、下の詳しい紹介にジャンプします。
| 商品名 | 温度設定 | タイマー | トレイ | 購入リンク |
|---|---|---|---|---|
| AL COLLE(アルコレ) ADM-T400/W | 35〜80℃ | 1〜24時間 | 4段・ステンレス | Amazon / 楽天 |
| BelleLife フードドライヤー | 35〜80℃ | 0.5〜48時間 | 5段・ステンレス | Amazon / 楽天 |
| プチマレンギmini TTM-270WH | 35〜80℃ | 1〜24時間 | コンパクトサイズ | Amazon / 楽天 |
※価格は変動するため、購入前に各ストアの最新情報をご確認ください。
AL COLLE(アルコレ) フードドライヤー ADM-T400/W
最大80℃まで設定できるドア式の食品乾燥機です。ステンレス製の網トレイを採用しているので匂い移りが気になりにくく、肉類の乾燥にも向いています。がっつり肉系のジャーキーを本格的に作りたい人向けの一台です。

| 商品詳細 | |
|---|---|
| ブランド | AL COLLE(アルコレ) |
| 商品名 | ADM-T400/W |
| 価格 | 12,480円 |
BelleLife フードドライヤー
今回の実践レビューで実際に使用したのと同じ扉式のBelleLifeフードドライヤーです。5段のステンレストレイが付属し、最大80℃まで対応。段ごとに違う食材を並べられるので、人間用のドライフルーツと愛犬用のジャーキーを同時に作れたのも、実際に使ってみて便利だと感じた点です。

| 商品詳細 | |
|---|---|
| ブランド | BelleLife |
| 商品名 | フードドライヤー(扉式・5段) |
| 価格 | 10,780円 |
プチマレンギmini TTM-270WH
コンパクトサイズで置き場所に困らず、まずは少量から試してみたい方におすすめです。最大80℃まで設定できるので、ジャーキー作りにも対応できます。大きな置き場所を用意せずに試せるのも、初めての一台としてうれしいところです。

| 商品詳細 | |
|---|---|
| ブランド | 東明テック |
| 商品名 | プチマレンギmini TTM-270WH |
| 価格 | 15,383円 |
犬用手作りおやつを与えるときの注意点
- 保存は冷蔵で、早めに使い切る — 市販品と違って保存料が入っていないため、乾燥後は冷蔵庫で保存し、数日以内に食べきるようにしましょう。すぐに食べきれない分は、小分けにして冷凍しておくと管理がラクです。
- 与える量は1日の摂取カロリーの範囲内で — 手作りおやつも立派なカロリー源です。ドッグフードと合わせて、1日の摂取カロリーの中でバランスを取りましょう。おやつをあげすぎた日は、その分ごはんの量を少し減らして調整しています。
- はじめては少量から、体調の変化を見ながら — 新しい食材を使うときは、少量を与えてから便や皮膚の様子を数日観察すると安心です。特に初めて使う食材は、アレルギー反応が出ないかを確認してから量を増やしていくと安全です。
よくある質問
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フードドライヤーで作った犬用おやつはどのくらい日持ちする?
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保存料を使っていないため、冷蔵保存で数日、しっかり乾燥できていても1週間程度を目安に食べきるのがおすすめです。心配な場合は冷凍保存も活用しましょう。
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犬用と人間用のおやつを同じフードドライヤーで作っても大丈夫?
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同じ機械で作ること自体は問題ありませんが、トレイをよく洗ってからにおいや食材が混ざらないようにすると安心です。
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フードドライヤーの温度は何度に設定すればいい?
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肉類は70〜80℃、野菜やドライフルーツは60〜70℃程度が目安です。食材の厚みによっても仕上がりが変わるので、様子を見ながら調整しましょう。
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フードドライヤーの電気代はどのくらい?
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機種にもよりますが、家庭用の食品乾燥機であれば10時間の稼働で数十円〜100円程度が目安です。長時間使う場合は夜間にまとめて乾燥させるのもおすすめです。
まとめ
フードドライヤーを使い始めてから、愛犬のおやつ選びに悩む時間がずいぶん減りました。添加物を気にせず、愛犬の好みに合わせて作れるのは、やっぱり手作りならではだと思います。
これから始める方は、まずは薄めに切ったささみジャーキーから試してみてください。厚みを変えるだけで仕上がりがずいぶん変わるので、何度か作るうちにコツがつかめてくるはずです。
無添加のおやつ選びやおすすめ商品については、犬の無添加おやつおすすめ10選でも詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。


